シロキクラゲは高級食材として薬膳料理やデザートなどに重宝されてきました。世界三大美人の一人「楊貴妃」が滋養強壮や美容のために摂取していたとも伝えられているくらい古くから親しまれてきた歴史の長い食材です。 いまでは食材だけでなく化粧品や機能性食品として使用されています。特に保水力が大変高く、「ヒアルロン酸」の保水力を大きく上回るほどの力を持つとされています。機能性も優れており、脂肪吸収抑制、腸内フローラの改善、胃粘膜保護などの機能が報告されています。
このように非常に保水力をもつシロキクラゲの多糖体を抽出した商品がシロキクラゲ多糖「トレメルガム」です。
トレメルガムは「低粘度」で「高保水」を特徴としています。 増粘多糖類の重要な働きのひとつに「保水力」があります。高い保水力を活かして離水を防いだり、しっとり感を持続するなど幅広く利用されています。一方で保水力を求めるほど粘度が高くなり、食感が悪くなるというデメリットもあります。 トレメルガムは高い保水を持ちながら食感への影響が少ない多糖類ですので上記のような課題がある際にはおすすめです。また食品原料となるため添加物を使いたくないレシピにもご活用いただけます。
トレメルガムは冷凍解凍耐性のある多糖類です。 解凍後の離水や保形性に課題はないでしょうか。 冷凍流通するゼリーやケーキなどの冷凍デザート、冷凍チルド商品、アイスクリームなど冷凍食品のドリップや食感改良にお試しください。
タレ(塩分2%):添加量0.1%
ヨーグルト:添加量0.1%
冷凍卵焼き:添加量0.5%
ホイップクリーム:添加量0.05%
冷凍カスタードクリーム:添加量0.5%
冷凍ゼリー:添加量1.0%
スポンジケーキ:添加量0.1%
イーストドーナツ
食品です。表示は「シロキクラゲ抽出物」を推奨しております。(*トレメルガムの配合量が5%以上となる場合は「デキストリン、シロキクラゲ抽出物」の表示を推奨しています。)
トレメルガムはグァーガムやキサンタンガムよりも食感への影響が少ないことが特徴です。一般的に増粘剤の量が増えると冷凍解凍耐性や保水力は高まりますが、どうしても食感がネトつきがちになってしまいます。トレメルガムはネトつきにくい物性のため、スッキリした食感かつ保水力が必要な食品にお勧めです。
常温の水にも溶けますが時間がかかるため加熱溶解をお勧めしています。
使用目的によって異なりますが、目安使用量は0.05〜0.8%程度です。
トレメルガムはpHや殺菌加熱、塩分量など他原料や製造工程の制約を受けづらく幅広い食品に利用できます。
採用事例と用途の一例をご紹介します。ケーキ用クリームの食感改良や冷凍耐性向上、卵製品の冷凍耐性向上、パンや中華まん生地のしっとり感UP、肉のジューシー感UPなどに利用されています。
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