一問一答Faq

Q

キサンタンガムやペクチンなど増粘多糖類を溶かす時にダマ、ままこになってしまいます。溶解のコツはありますか?

A

キサンタンガムやペクチンなどの増粘多糖類はとてもダマになりやすい性質があります。そのため溶かす時にはコツが必要です。

(a)分散剤とよく混ぜ合わせてから溶かす
砂糖やデキストリンなど他の粉体原料と混ぜ合わせてから溶かしてください。
 分散剤の目安量は増粘多糖類の3〜5倍量です。
(b)液油、アルコールや液糖などに分散させてから溶かす
増粘多糖類は油やアルコールには溶けません。また、高糖度溶液にも溶けづらいです。
この性質を利用して一度油やアルコール、液糖などに混ぜてから水を加えて溶かしてください。
(c)ハイスピードミキサーなど強力な攪拌機を使う
撹拌能力が上がるほどダマになりにくいので製造機器・装置の能力を上げることで溶解性を上げることができます。

 

(参考例)ペクチンの溶かし方動画